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【ウィナーズカップ】不運続きの浅井康太は悲壮の覚悟で初日を迎えた

2021/03/25(木) 17:00 0 2

松阪競輪場で開催されている「第5回ウィナーズカップ(GII)」は25日に初日を迎えた。特選の10レースで寺崎浩平とワンツーを決めた浅井康太に話を聞いた。

KEEP LEFTオリジナルの400勝記念キャップをかぶり、写真撮影に応じる浅井康太

 地元のエース・浅井康太は悲壮の覚悟で初日を迎えた。1月に行われた岸和田キング争覇戦in和歌山(和歌山競輪)、前回の水都大垣杯(大垣競輪)と不運な失格。

 競輪界の求道者は、自らを戒めながらも「寺崎浩平君とのワンツーで、準決勝がフリーパスになった。今の流れだと準決勝がノルマで、決勝進出は運かまぐれ(笑)。寺崎君とは競輪祭で連係して切り替えている。あのときは、グランプリ出場に向けて勝負に徹していた。今回は、それがあるから、ラインで決まる走りを意識した。中部の先行選手が手薄な中で、近畿の寺崎君と信頼関係を構築出来たのは大きい」。

 やはり、浅井の活躍がないと地元のビッグレースは盛り上がらない。(町田洋一)

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