2022/05/05(木) 12:30 0 16
清水裕友と佐藤慎太郎の連係に関して、平原康多に率直な感想を聞いてみた。
「裕友が慎太郎さんのファンだったと言うのは知っていた。なんか、自転車少年の裕友は想像がつくよね。う〜ん、初連係なんだ。2人のドラマみたいな関係は、俺自身も競輪の魅力だと思うけど、レースは別。吉田拓矢君が、あれだけのレースをやってくれ、俺もスイッチが入った。今迄、噛み合わないレースが多く、ビッグレースで先行してくれてのワンツーはあまり記憶がない。俺が慎太郎さんを連れて平塚記念の決勝で先行したけど、あれを理解してくれたのかな。競輪は脚でなく、気持ちだし、周りへの魅せ方だと思っている」。
今の小学生や中学生で、平原康多のファンもいると思う。
そんな子供達が、これから平原選手との連係もありそうだが「もう、40歳のおっさんだよ(笑)。そう、時間がない。1秒でも良いから、努力を続け、今の位置を確保したい。まあ、自力でやっている間は、他地区の選手には付けたくない。マーク選手になったら別だけどね。九州とか、沖縄から、俺のファンの子が選手になり、連係するのは夢のひとつとして考えたい」。
やはり、初日の武田豊樹選手の走りは淋しく感じた。関東の若手機動型が、武田選手の重みを理解していなかったからだ。この件についても、話を聞いたが、深い話だし、次の機会に詳しく紹介したい。(町田洋一)