「第5回ウィナーズカップ(GII)」は25日、松阪競輪場で初日を開催。オープニングレースは小雨が降る中で行われた。同レースでは3着だったが、二次予選に進む山口拳矢に話を聞いた。
コロナ禍での感染症対策もバッチリの中で取材を受ける山口拳矢
Gの付くレースの1レース1番車は、ファンや関係者から期待されているポジション。中部地区のビッグレースでもあるし、山口拳矢がこの大役を務めるのは自然な流れ。
「期待されているのは分かるけど、朝イチのレースは苦手。昨日は早めに寝たが、思った以上にバックでの車の進みが悪かった。敗因は、前を取ったこと。理想は中団だったので」。強心臓のルーキーも、人気に応えることは出来なかった。
それでも番手の吉田敏洋と共に二次予選へ進出。選手としての理想像は「浅井康太」と言うし、今シリーズの連係を緊張しながらも楽しみにしていた。（町田洋一）
