2022/05/03(火) 18:00 0 6
前回の武雄記念、決勝は壮絶な強さだった。馬力ある吉田拓矢の巻き返しを合わせる先行でなんと3着に踏み留まった。
番手にあの村上義弘がおり、ゴール寸前に落車があったとはいえ、十分すぎる身のこなしに仕上がりの良さを感じさせた。
「初日は飛んだと覚悟しましたけど何とか。そこからは自分の動きは良かったと思います。あの決勝が良かったと周りから言われたけど、GIになればまた違う。みんなバズーカを打ち込む中、こっちは小刀を忍ばして走るようなものだから(笑)」。
GI戦線には近畿の自力が多く参戦しており、稲川ならばさすがに動くシーンは少ないだろうが、それだけ充実した脚があるという事実を示しただけでも大きな意味を持つ。
特選10Rは山田久徳マークから怒涛の差し脚を披露する。(netkeirin特派員)