2022/05/02(月) 19:30 0 19
武雄記念の決勝は自力1車の吉田拓矢の先行でなく、稲川翔の先行。やはり、村上兄が付いた事により、イナショーの先行だったし、これが近畿の競輪だし痺れた。優勝は平原康多だったが、もし佐藤慎太郎と絡まなければ、村上の優勝だったかもしれない。
このアクシデントについて慎太郎は「地元GIの前だし、本当は無理をしたくなかった。だけど、みすみす優勝出来そうな展開だったし、本能のままの突っ込みだった」。村上にもコメントを求めると「アクシデントがなければ僕か慎太郎君の優勝? それは、たらればになってしまうし、それも含めて競輪なので」。
この生の声をファンが直接聞いたら、痺れると思う。映像で魅せる姿とは違うし、本当に人間性が出ていて感動する。ちなみに、村上選手のスポンサーになっているマツシマホールディングスは、武豊ジョッキーを懇意にしている。馬主としては「キーファーズ」で登録して、武騎手で凱旋門賞を獲るのを夢にしているようだ。村上選手、武騎手、松島社長は、男臭いドラマみたいな信頼関係がある。これも村上選手の人間性だろう。(町田洋一)。