2021/03/24(水) 19:00 0 1
昨年末の「KEIRINグランプリ2020」を制し、出場するすべてのレースで一年間、1番車の看板を背負う特典が与えられ早3ヵ月が経過した。ここまで4場所を走り準決で落車した奈良記念を除けばすべてファイナルへと勝ち上がって確定板へ。優勝こそないがGP王者としての貫禄を示している。
けれども、当の本人は「(1番車の)ユニフォームは相変わらず着心地は悪いっすよ」と苦笑いしている。
2年前に当地で開催された「共同通信社杯」(GII)の時は、正選手に選ばれず補充参戦だった。あれよあれよとグランプリ王者として参戦と、隔世の感がある。
「あの時は内藤(秀久)君らと待機時間に伊勢参りに行ったんですよね。そのおかげでGPが取れたのかも。お礼参りして帰らなきゃ(笑)」。
10Rは同県の野口裕史を目標に得た。野口とはこれまで14回連係しており1着も多く抜群の相性を誇っている。
「そのぶん苦しい思いもした。1着はあっても恥ずかしめを受けたこともある(苦笑)。野口は走るごとに強くなっているしもっと苦しくなるでしょう」と好連係を誓った。(netkeirin特派員)