松阪競輪場で行われる「第5回ウイナーズカップ(GII)」は25日に初日を迎える。7Rでタッグを組む黒沢征治と松谷秀幸に話を聞いた。
近況の動きが軽快な黒沢征治は「調子もかなり良くなってきました。今年はビッグレースで活躍したいし、今回なんとかいい成績を残したい」と大きな志を持って今シリーズに参戦してきた。そんな黒沢は初日7Rで松谷秀幸を背にする。
プロ入りを目指して社会人まで野球をやっていた黒沢にとって、元プロ野球選手の松谷は雲の上の存在。「今までなかなか話す機会がなかった」ようだが、大舞台でタッグを組むことになった。
松谷も「黒沢君とは初めての連係だけど、強いし調子が良さそうなのも見ている。黙ってお任せします」と全幅の信頼を寄せている。かつて剛腕で鳴らした2人が、阿吽の呼吸で好連係を決める。(netkeirin特派員)