2021/03/24(水) 17:30 0 6
最近、選手がSNSで、“ブーメラン戦法”あるいは“誘導降ろし”と言う用語を使い始めている。
7車のレースになり、前を取れなかったラインが、誘導を斬るふりをして、誘導を待避させる戦法だ。そこから相手を泳がせたり、カマシを狙いに行く作戦。
「あれは、だまし打ちだし人道に反する(笑)。こっちは前を取り、逃げたくないのに押さえに来ないから、逃がされる。いかにも競輪選手が考えそうなことだし、7車になったのも理由のひとつ」。
4月は地元武雄で大楠賞争奪戦がある。
荒井は「普段から勝負するのは年1回の地元記念だけ。あとは人数合わせみたいなもん」と煙に巻いたがいつものこと。佐賀弁で「出る幕ないけん! 」と笑いながら、検車場に自転車の整備に向かって行った。(町田洋一)