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【松戸競輪・ルーキーシリーズ】“中野慎詞の先輩”小泉夢菜がデビュー 122期屈指のレース巧者が初戦から魅せる

2022/04/29(金) 17:15 0 5

4月30日から6月にかけて全4戦行われる「競輪ルーキーシリーズ2022」。第1戦の松戸シリーズが30日から松戸競輪場で開幕する。7Rガールズ予選2に出場する小泉夢菜に話を聞いた。(取材・netkeirin編集部) ▶出走表はこちら

「弟も競輪選手を目指して、明治大学自転車競技部に入部しましたよ。いつか一緒に走れる日が来たらいいですね」と姉弟レーサーの実現を夢みる小泉夢菜

 高校、大学と自転車競技界で華々しい活躍をみせた小泉夢菜。その青春時代は、錚々たる顔ぶれの選手たちとともに駆け抜けてきた。県立浦和工業高校時代は一学年下の藤田まりあ(22歳・埼玉=116期)とともに、早稲田大学時代は一学年下の中野慎詞(22歳・岩手=122期)とともに、その名を全国に轟かせてきた。

「(藤田)まりあちゃんとは練習グループが違うのですが、私が養成所を卒業したあと一度練習させてもらいました! いやもう強い強い(笑)。慎詞くんは大学時代からナショナルチーム入りしてて、雲の上のような存在でした…(笑)」

 ともに汗を流してきた仲間たちの現在の活躍ぶりに触発され、“スタミナ道場あいかわ”で、飯田風音(20歳・埼玉=120期)らと鍛錬の日々を重ねながら、いよいよ30日にデビューを迎える。

「“落車だけはしないように。リラックス。場数をこなして徐々に慣れていけばいいからね”と、師匠(國廣哲治)からアドバイスをもらいました。いつも見守ってくれる優しい師匠で、師匠のためにも明日は勝ちに行くレースで臨もうと思います。松戸は33バンクなので前前でレースを進めたいと思います」

 教官やまわりの選手からは“小泉夢菜はレース巧者”との声が挙がっている。「嬉しいですね。私はワット数が少なくて、ペダルを漕ぐ力がそこまでないんですけど、逆に位置取りだったり、レースの流れに乗ることに関しては悪くないと思うので、そういうところでアピールできたら嬉しいです」と、良いイメージを持って33バンクのレースに臨めそうだ。

 レース前の緊張をほぐすのは“呼吸”と“身体への刺激”と語ってくれた。「レースの直前は呼吸を整えたあと、おしりや腿を叩くのがルーティンだったのですが、もうやめようかな。明日はどうしようかな」と思わせぶりに微笑んだ小泉夢菜。レース巧者のレース前全集中ルーティンにも注目だ。

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