2021/03/23(火) 19:00 0 0
今開催でラストランと言われていた林巨人が名古屋で見事に完全優勝。立川競輪の控え室で観戦していた八日市屋は自分のことように喜んでいた。
「あいつ凄すぎます! 南(修二)を捌いて野原(雅也)にスイッチして最後に差した。あれはGI級の脚ですよ」と興奮気味に我々取材記者に話してくれた。
八日市屋が喜んだのには理由がある。
「俺と林(巨人)と坂口(晃輔)と森田(康嗣)の4人はちびっ子界の仲間達。みんな身長が160センチなくて、その中でもどう戦っていくかなどアドバイスをしあってきた仲なんです」。
「ちなみに今来ている練習着も林のモノ。これを着るとあいつの分まで頑張らないといけないなって思いますね」。
八日市屋は今節4着4着で最終日は一般戦回り。それでも気落ちは全くない様子だ。
「林のレースを見て刺激を受けたし気合も入った。明日は3番手からぶち抜くイメージでいきます」と力強く意気込んだ。
林の魂を受け継ぐ八日市屋の気迫の走りに要注目だ。(アオケイ石濱)