閉じる

【大楠賞争奪戦】好内容で決勝進出を果たした吉田拓矢

2022/04/25(月) 21:00 0 5

武雄競輪の「大楠賞争奪戦(GIII)」は25日、3日目を迎えた。準決勝10Rで2着に粘った吉田拓矢に話を聞いた。
▶︎出走表はこちら

好内容に手応えありの様子の吉田拓矢

 準決勝10R、佐藤慎太郎とのS級S班連係だった吉田拓矢。最終HS前からのロングスパートで別線を粉砕し、3番手の櫻井正孝を含めたラインでの上位独占に導いた。

「島川(将貴)さんとの力勝負になると思っていた。島川さんが行ったところを無理矢理にでも力で行こうという気持ちがあったので。中団が少し車間が空いていたし、そこを詰める勢いでもうひと加速できた。ラインでワンツースリー決まったし、言うことないですね。慎太郎さんに抜かれなければ100点でしたね」。

 好内容に手応えありの様子。マークした佐藤慎太郎も「浮きながら仕掛ける感じになるから難しいところだったと思うけど、力でねじ伏せるレースをしてくれた」と、吉田の走りを絶賛した。

 今節はフォーム変更に着手して前節までよりも上昇ムード。

「今日は体がはまっていなかったけど、出脚が良かった。あとは粘りですね。調子はいいと思う。決勝も力を出し切るだけ」。

吉田拓矢(右)と決勝12Rに出場する平原康多

 決勝は、初日特選と同じくライン4車の先頭を担う。別線の前回りが稲川翔櫻井正孝で、機動力は吉田が断トツだ。GIII初優勝が一昨年の佐世保記念で、昨年は久留米記念も勝った。その後、小倉で競輪祭も制した。九州のG競走に強い吉田が、最後も強い走りを披露する。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票