競輪最高峰のGI戦「日本選手権競輪(5月3日〜8日開催)」前のシリーズに、個性あふれるメンバーが顔を揃えた。注目はシリーズを牽引するであろう優勝候補筆頭格の早坂秀悟(36歳・茨城=S2)だ。

　ナショナルチームで鍛えたダッシュ力と、この250ｍ走路で世界と戦ってきたその経験値は特筆すべきもの。ZEROラウンド6に続き、2度目の優勝を決めてさらに勢いをつけたいところ。また、早坂といえば時間があれば自転車ショップ巡りをするほどの『自転車愛』の持ち主。「ファンの皆さんにもサイクルアイテムに興味を持ってもらえれば」と力を込める。

　対抗格は同関東地区の若手・堀江省吾(25歳・長野=A2)。デビュー1年目でのPIST6優勝実績はもちろんのこと、競輪では3場所連続となる完全優勝でA級2班に特別昇班し、心身ともに上昇ムードにある。長い距離を踏める持久力があり、本命・早坂秀悟の最大のライバルになる可能性が高い。

　さらに、今回がPIST6初参戦となるルーキー・牛田樹希斗(23歳・愛知=A3)が面白い存在。学生時代は野球に打ち込み、自転車競技経験はないものの、競輪選手になってからは着実に力を付け、近況は強気な先行策で勝ち星を量産。250ｍ走路への適応次第では“イキナリ”があっても驚きはない。

■PIST6 Championship 2022-23 ファーストクォーター ラウンド5

・開催形態：1レース×6車立
・開催日程
4月30日(土)デイ　　1次予選
4月30日(土)ナイト　2次予選
5月1日(日)デイ　　順位戦・準決勝
5月1日(日)ナイト　順位決定戦・決勝

■出場選手

級班	選手名	府県	年齢
S2	早坂秀悟	茨城	36
S2	石川雅望	群馬	35
S2	白岩大助	埼玉	42
S2	中曽直彦	千葉	49
S2	大塚玲	神奈川	40
S2	渡邉豪大	福岡	32
S2	小嶋敬二	石川	52
S2	藤木裕	京都	37
S2	吉本哲郎	広島	42
S2	大西祐	愛媛	35
S2	名川豊	福岡	31
A1	佐藤佑一	岩手	38
A1	佐藤朋也	秋田	42
A1	緑川修平	福島	38
A1	星野辰也	栃木	36
A1	山崎寛巳	新潟	38
A1	成清謙二郎	千葉	38
A1	今藤康裕	岐阜	36
A1	中川繁樹	京都	35
A1	坂本匡洋	大阪	38
A1	連佛康浩	岡山	36
A1	西村行貴	東京	38
A2	鈴木宏章	栃木	46
A2	今井聡	東京	34
A2	等々力久就	長野	31
A2	吉竹尚城	静岡	28
A2	小松原正登	福井	23
A2	井上将志	兵庫	37
A2	永田修一	熊本	41
A2	堀江省吾	長野	25
A2	小池千啓	栃木	24
A3	佐藤啓斗	青森	25
A3	牛田樹希斗	愛知	23
A3	梅澤謙芝	三重	55
A3	神開一輝	福岡	28
A3	谷口力也	熊本	24

※出場選手情報は公開日時点(4月26日13時00分)のものです。直前のレース状況などにより欠場および、選手が変更する場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。

---

【netkeirinご利用のお客さまへ】
　4/18(月)の開催より、PIST6の車券をnetkeirin経由で購入できるようになりました！ 予想は楽しんでいただけたものの、実際に投票できないというこれまでの課題を解消。今節や前回出場時の成績など内容充実の出走表を見ながら買い目を作成、TIPSTARを通じて車券投票をお楽しみいただけます。

　また、出走表下部の「予想の基本」にPIST6攻略法を掲出していますので、予想の仕方が分からない方も安心です。開催日にはレース映像のライブ中継も実施していますので、ぜひ映像をみながら車券を的中させてください。