2022/04/23(土) 20:45 0 1
中村美千隆のデビュー時は、衝撃的だった。先行でタイトルを取ると思っていたし、近畿のマーカー陣が濃い時代。やはり、中村ミッチーの番手で近畿同士の競りは何度もあったそうだ。
「記念は2回、FIは14回か15回優勝している。寛仁親王牌で特別競輪の決勝にも進出。僕の後ろは小橋正義さんで、神山雄一郎さんが付いている稲村成浩さんを意識。主導権は取ったけど3番手にいた児玉広志さんに捲られた。あの時代の凄い近畿のマーカーを見ているから、僕はマーク屋にはなれないですね(笑)。市田佳寿浩さんとは連係は多かったけど、同じ戦法からも村上義弘さんとの連係はなかった。同じレースでも別線でした」。
最近はまた先行に目覚めたようで、初日は逃げ切り。前回の西武園ミッドも2日目、最終日と逃げて2着。
「今の子は僕がS級にいたのは知らないかも(笑)。自力は生涯捨てないし、動ける内は、動いて行きたいね」。(町田洋一記者)