2022/04/22(金) 21:30 0 8
2月の静岡記念に続き、今月の平塚記念も制した。しかも、平塚は平原康多の先行に乗ってのV。相変わらずの安定感に加えて、勝負強さもきっちりと示している。
「前の選手が頑張ってくれている。それも、自分のレースを評価してもらえている証拠だと思う。一戦一戦、真剣にやろうとやっているのが周りに伝わって、自分のやっていることが形になってきている。展開に恵まれているのもあるけど、位置が悪くても突っ込めている。(恵まれている)だけじゃないと思えているね。余裕があるからレースが見えているし、体が動いている。次も地元のダービー。でも特別なことはやらずに行くよ。調子は保てているから」。
45歳、円熟期を迎えた。きっちりとブロックをこなせて、タテ脚も鋭い。現時点で間違いなく日本一の追い込み選手だろう。次走は地元・いわき平で行われるGIダービー。
「気持ち的に勢いをつけて行きたいね。いい着を取れれば。それにしても我らが阪神タイガースは弱いっすね。ダメだ。でも阪神ぽくていいかな」
最後は愛する阪神タイガースにも言及した。常に周囲を明るくさせる男。バンクの中でも検車場でも日本一だ。(netkeirin特派員)