19日にサテライト石狩で行われた2022年度の競輪・オートレースの補助事業交付式セレモニーに、堀田萌那(21歳・北海道＝120期)が参列した。

　JKAは競輪とオートレースの売り上げの一部で社会貢献事業を実施している。すでに8日から、いわき平競輪場や川口オートレース場など4会場で、補助事業実施団体を対象とした2022年度補助金交付決定通知の交付式セレモニーが行われており、現役の競輪・オートレース選手が参列している。

　19日には補助を受ける事業所のうち、北海道内の団体を対象としたセレモニーが行われた。式には競輪選手の堀田萌那のほか、オートレース選手の早川清太郎、石狩市市長の加藤龍幸氏、JKA執行理事の浅野史久氏が参列。浅野氏から補助事業者に「補助金交付決定通知」が手渡された。

　参列した堀田のコメントは以下の通り。

「私は高校の部活で初めてピストバイクに乗り、そのスピード感に魅了され競輪選手を目指しました。私たちがレースに参加することによって得られる売上の一部が社会貢献につながり、事業に携わる皆様のお役に立てていることを誇りに思います。まだまだ未熟ではありますが、一走一走全力で競走に臨み、日々精進していきたいと思います。本日はありがとうございました」。

〇交付式出席補助事業者
・公益財団法人 北海道対がん協会(札幌市)　※検診車の整備
・公益財団法人 ツール・ド・北海道協会(札幌市)　※自転車競技の実施
・社会福祉法人 札幌報恩会(札幌市)　※福祉車両整備
・北海道科学大学 薬学部 三原義広(札幌市)　※研究支援
・地方独立行政法人 北海道立総合研究機構(札幌市)　※公設工業試験研究所等における機械設備拡充

※は補助事業内容