新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。19日は「ファーストクォーター」ラウンド3の準決勝と決勝が行われた。

　準決勝は3レース行われ、以下の6名がそれぞれ2着以内に入り決勝進出を果たした。

準決勝A
1着 徳田匠(24歳・京都=A3)
2着 曽我圭佑(28歳・熊本=S2)

準決勝B
1着 藤原憲征(42歳・新潟=S2)
2着 大塚英伸(43歳・静岡=S2)

準決勝C
1着 伊藤信(38歳・大阪=S2)
2着 岡村潤(40歳・静岡=S1)

　なお、準決勝Bで1番人気だった雨谷一樹(32歳・栃木=S1)は3着に終わった。

　勝ち上がった6名で行われた決勝では、伊藤信が1着、徳田匠が2着、岡村潤が3着に入った。3連単は①-③-⑤で1,000円という配当だった。

　レースは残り2周半で徳田が先頭に立ち後続の出方を伺うところ、曽我圭佑がこれを叩いて主導権。徳田が2番手、これに連れて上がっていた岡村が3番手で最終周回に向かう。伊藤は立ち遅れた5番手だったが、前が踏み合いになったことで展開が向いた面もあり、3コーナー前であっさり前3車を捲って先頭に躍り出る。最後は、番手から出た徳田を2車身差引き離して2節連続の完全優勝を決めた。

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