新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。10日は「ファーストクォーター」ラウンド2の準決勝と決勝が行われた。

　準決勝は3レース行われ、以下の6名がそれぞれ2着以内に入り決勝進出を果たした。

準決勝A
1着 中島詩音(24歳・山梨=A2)
2着 深澤伸介(46歳・静岡=A1)

準決勝B
1着 佐々木豪(26歳・愛媛=S1)
2着 市本隆司(50歳・広島=A2)

準決勝C
1着 中川誠一郎(42歳・熊本=S1)
2着 和田健太郎(40歳・千葉=S1)

　なお、準決勝Aで1番人気だった晝田宗一郎(22歳・岡山=S2)は5着、準決勝Bで1番人気だった神山拓弥(35歳・栃木=S1)は3着に終わった。

　勝ち上がった6名で行われた決勝では、中川誠一郎が1着、佐々木豪が2着、和田健太郎が3着に入った。3連単は①-④-⑤で1,060円という配当だった。

　レースは残り2周で佐々木が前を取って先行態勢に入るが、中川が4番手から徐々に前との差を詰めていくと最終ホームで佐々木を叩いて最終的に主導権を取る。こうなれば後続は手も足も出ず、中川は差を開いていく一方。最終的に2着の佐々木に5車身差を付ける圧勝劇で完全優勝を果たした。

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