2021/03/19(金) 09:15 0 2
初日特選は谷口遼平と1着を分け合った。けれども内容としてはなかなか難しいものがあり、準決の立て直しは必至だった。そんなプレッシャーも太田にとってはたやすいもので、「いつも通りの仕掛けで行けました」とひょうひょうと振り返った。
ただ、内容は「最近の中では一番いい感じで踏み切れた」と自信に満ちており、前を任せた池田憲昭は「早めに仕掛けているのに思い切り踏み直された」と舌を巻いた。
決勝はもちろん本線ラインに推されるはず。だが池田は言う。「アイツ、勝ちに行くだろうし、決勝は50メートルぐらいしか踏まないと思うよ(笑)」
もちろん冗談半分だろうが、確実に取りにいくスタイルなら、後ろの選手は追走でいっぱい、離れる恐れもある。ちなみ太田の後ろは山中貴雄-池田憲昭と並ぶ。(netkeirin特派員)