2022/04/06(水) 13:00 0 2
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で4月9日〜10日、「PIST6 Championship 2022-23」ファーストクォーター ラウンド2が開催する。本稿では過去のPIST6開催で表彰台入りを果たした選手をピックアップし、上位入賞への期待値が高い選手を紹介する。
「PIST6 Championship ZERO」ではラウンド4とラウンド10に出場し、連続優勝を決めている神山拓弥(35歳・栃木=S1)。持ち前の積極性とテクニックを駆使し、タイムトライアル上位の選手もなぎ倒してしまう“アグレッシブ”極める走りでファンを魅了している。「PIST6のレースでは自力で魅せたい」と“気持ちで走る”をテーマに掲げており、長い距離も一切苦にしない強さは必見だ。前シリーズZEROで連続優勝を決めており、今開催は3連続優勝しか見ていないだろう。
続いての注目選手は五輪出場経験があり、優勝候補の一角を担う中川誠一郎(42歳・熊本=S1)。昨年末のJAPAN HEROESシーズンファイナルでは初出場ながら準優勝となり、ナショナルチームで鍛え上げた豪脚を披露した。“走路慣れ”が重要となる250バンクで初出場者は“不利”だという。2度目の出場となる今開催、どんな走り・どんなスピードで沸かせてくれるのか期待が膨らむ。
若手選手で抜けている存在なら晝田宗一郎(22歳・岡山=S2)だろう。過去3回の出場はすべて表彰台を捉えており、積極果敢な勝負姿勢は結果に直結している。実力者が揃う今開催でも臆することなく攻めていくに違いない。一瞬の判断力に長けており、思い切りの良さも勇ましい。新シーズンも主役の座を譲る気はないだろう。
今開催の出場選手を見渡してみると、過去開催で決勝進出を果たしている選手が名を連ねている。(※神山拓弥、中川誠一郎、晝田宗一郎、瓜生崇智、松岡辰泰、安部貴之、田頭寛之、中島詩音、市本隆司、志智俊夫、伊勢崎彰大、佐々木豪の12名)
ハイレベルな実力者が勢揃いの開催となったが、そんな中で満を持して登場するのがKEIRINグランプリ2020覇者の和田健太郎だ。どこまでも粘り強く勝利に固執する地元の雄が、初のPIST6参戦でどんな走りを見せるのかが最大の注目ポイントかもしれない。
選手名 | 過去実績 |
---|---|
神山拓弥 | ・過去4回出場 ・JAPAN HEROESシーズンファイナル全体4位 ・ZEROラウンド4・ラウンド10優勝 |
晝田宗一郎 | ・過去3回出場 ・JAPAN HEROESラウンド5優勝 ・ZEROラウンド2、ラウンド9準優勝 |
瓜生崇智 | ・過去4回出場 ・JAPAN HEROESラウンド3優勝 ・JAPAN HEROESシーズンファイナル全体3位 ・ZEROスペシャルマッチ1準優勝 |
市本隆司 | ・過去6回出場 ・ZERO ラウンド1準優勝 |
中川誠一郎 | ・過去1回出場 ・JAPAN HEROESシーズンファイナルで準優勝 |