2022/04/03(日) 10:30 0 0
1月にS級からA級に降級した高木。以前「A級でのレースの流れがなかなか掴めなくて…」と浮かない表情で応えていた様子が印象的であった。
初日特選では大きい着だが、3場所前の大宮開催(準決勝)で今期初の1着を飾った。 その際に「気持ちが落ちていたけど、この1着は大きいですね。1着が良い薬になります」と満面の笑みを浮かべていた。
その後の2場所も準決を1着で決勝進出を決め、徐々に調子を上げているかに思われたが、本人は「1着が取れてきたのは嬉しいけど、初日(特選)と決勝で大きい着を取ってしまっている。このままだと点数も上がらないし、凄くもどかしいです」となんともいえない表情を浮かべた。
「この状態を打破するような、キッカケが欲しいなと思っているんです。今はそれを探っている状況ですね」。
「師匠の(佐藤)友和さんとダッシュの練習をするのですが、友和さんが強すぎていつも千切られてしまう…。本当に強すぎて…練習でも心を折られています(苦笑)」と腕を目に当て悔しさを表した高木だが、話している様子には師匠への尊敬を感じることが出来た。
今は上手くいかずにモヤモヤとした状態かもしれないが、結果は上向いてきている。 この流れに乗って、良いキッカケを掴んでほしい。(アオケイ・宮本記者)