大宮競輪場で3月15日から開催しているの「東京中日スポーツ杯」。16日2日目、3レースに出走しA級決勝に勝ち上がった浅見隼に話を聞いた。
今シーズンの浅見隼は予選3着、準決勝2着で決勝進出。1着こそないものの、2日間とも先行し逃げ粘っており、内容的には文句なし。
本人も「初日は良くなかったけど、2日目に関しては最後まで踏めた。相手が強すぎただけで、自分自身の感じは悪くなかった」と振り返る。
決勝戦は3対3対1の構成で浅見は単騎となった。
「単騎戦はチャレンジ以来。特別良いイメージはないけど、気楽って言うのはありますね。まだ優勝はないけど、意外とこういうときに獲れたりするかも」と話す。
別線の先頭を走る小笠原光と清水剛志は積極タイプ。両ラインで主導権争いがあれば浅見にとって念願の初優勝も十分見えてくる。(アオケイ・石濱記者)