清水剛志は肋骨骨折明けの実戦だったが、鐘4角先行で3着に粘った。「伊東くんに捲られたけど、駆けた感じは悪くなかった。充実している練習環境のおかげで強くなっている気がします」。

　充実した練習について聞いてみると「市田(佳寿浩)さんにパーソナルトレーナー的な立場になってもらって、小森さんや野原くんと練習しています。メニューも考えてもらっているし、やっていることは間違ってないと思う。1回鎖骨を折って少し休もうかなと思ったときに市田さんから『すぐに乗れ』と言われて内心『マジかっ』って思ったけど、不死鳥の言うことなら間違いないと思って練習しました(笑)」。

「落車明けでメチャクチャ良かった頃に比べるとまだ物足りないけど、少しずつ戻していってS級に上がります」と力強く話してくれた。(アオケイ・石濱記者)