魚屋周成は、「最終ホームの辺りでヨコの動きがあって、それを見てしまい思わず体が怯んでしまった。でも、そこからもうひと踏みができました。一歩目の踏み出しが軽かったし、スピードに乗れました」と自身のレースを振り返る。最近は練習仲間にも恵まれてトレーニングにも実が入っているという。

「前節の小倉ナイターで優勝した大西貴晃君らと一緒に練習しているんですよ。今本当に強いですよね。力のある人と一緒に練習するのは、自分にとっても良い刺激。お互いに切磋琢磨できる関係になれる」。

　そんな魚屋は7月に第2子を授かる予定。「これからはもっと頑張らないといけないと、自分自身に言い聞かせて走っている」と強く答える。公私共に充実感一杯の魚屋周成が今節のV戦線に躍り出る！(アオケイ・真島記者)