2021/03/14(日) 18:45 0 1
上田尭弥のカマシに浅井康太が切り替えると、その後ろに平原もスイッチ。上田もカカっており、浅井も平原を警戒して踏まないため、なかなか車を外に外せず苦戦した。
ようやく直線でチャンスが来たが、寸前の判断で浅井と上田の中を割った。その際に浅井が外入し、平原を締めこんだプレーにより際内の上田が落車したため、1着到達の浅井が失格。2着入線の平原が繰り上がった。
「浅井と力勝負してあっちが失格だったので…。バックで自分で仕掛けられなかったし、何か歯切れが悪いというか複雑な優勝でした」と浮かない表情だった。ただ、今シリーズは前回の全日本選抜での落車で腰を痛めて参戦しており、「だいぶ癒えてきた」と兆しを見せたことは大きな前進だった。
次に控えているのは松阪競輪のウィナーズカップ。「ケアして底上げして。ウィナーズはロケット的なレースが増えると思うし自力力(じりきりょく)を上げないと置いていかれてしまうから。すぐに準備したい」と今からパワーアップに余念がない。(netkeirin特派員)