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【水都大垣杯】熱き戦いの裏に"冷静な判断" 山口拳矢、次なる目標は「記念V」

2021/03/14(日) 18:15 0 0

大垣競輪場の開設68周年記念・水都大垣杯が14日に無事全日程を終了した。9R「ルーキーチャンピオンレース」を制した地元のスーパールーキー・山口拳矢に話を聞いた。

 強固なラインを誇った鈴木陸来寺崎浩平青野将大の「法政大学ライン」が難敵だったが、赤板すぎに寺崎浩平鈴木陸来が落車。強烈ライバルの想定外の脱落が山口にとってはいい方向に向いた。「落車にはビックリ。でも自分からはちょっと距離があったし、避けられるとは思っていました。見えていた」と落ち着き払い冷静に構えられた。

 熊本コンビが菊池岳仁の裸ガマシを出して2、3番手に入ると、山口は4番手をロックオン。前の動向を寸前まで探り、4角から一気に畳みかけた。「松岡(辰泰)さんが車間を空けていたし待ちました。2センターから4コーナーの入口のところですね、ここで踏まなきゃ届かないと判断しました」と判断はピタリと当たった。

「声援がものすごかったし地元で勝ててよかった。ここからですね、また次へ。まずは記念Vを目指します」と一息ついた。(netkeirin特派員)

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