2021/03/14(日) 18:15 0 0
強固なラインを誇った鈴木陸来ー寺崎浩平ー青野将大の「法政大学ライン」が難敵だったが、赤板すぎに寺崎浩平と鈴木陸来が落車。強烈ライバルの想定外の脱落が山口にとってはいい方向に向いた。「落車にはビックリ。でも自分からはちょっと距離があったし、避けられるとは思っていました。見えていた」と落ち着き払い冷静に構えられた。
熊本コンビが菊池岳仁の裸ガマシを出して2、3番手に入ると、山口は4番手をロックオン。前の動向を寸前まで探り、4角から一気に畳みかけた。「松岡(辰泰)さんが車間を空けていたし待ちました。2センターから4コーナーの入口のところですね、ここで踏まなきゃ届かないと判断しました」と判断はピタリと当たった。
「声援がものすごかったし地元で勝ててよかった。ここからですね、また次へ。まずは記念Vを目指します」と一息ついた。(netkeirin特派員)