3月14日、大垣競輪場で行われた水都大垣杯(GIII・最終日)のルーキーチャンピオン(9R)は、4番手からレースを進めた山口拳矢(25歳・岐阜=117期)が、先行抜け出しを図った松岡辰泰(24歳・熊本=117期)を直線で捉えて1着。見事に地元優勝を飾った。3着には松本秀之介が入線したが、第4周回で外帯線の内側進入により、鈴木陸来と寺崎浩平が落車となり失格。後方から差した青野将大(26歳・神奈川=117期)が3着に繰り上がった。3連単払い戻しは①-⑨-④で27,630円。

　優勝した山口拳矢は、競輪グランプリを2度優勝するなど名レーサーとして活躍した山口幸二さんの次男。次走は3月25日から開催されるウィナーズカップへの出走が予定されている。

ルーキーチャンピオンとは
次代を担うスター選手の登竜門となるレース。一発勝負で行われ、新人選手ナンバーワンをかけて争われる。今年は117回生卒業の選手が対象となっており、2020年7月から12月までの期間、開催時の在籍級班が上位の者から、品性、技能ともに優秀な選手が選抜されている。