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【水都大垣杯】上田尭弥が会心の決勝進出、あるぞ大胆な一発

2021/03/13(土) 19:00 0 1

大垣競輪場の開設68周年記念・水都大垣杯が13日に3日目を開催。翌14日の決勝12Rのメンバーが出そろった。上田尭弥は内容のある走りに満足そうだ。

「本当は2人して自分をいじってくるんです」ルーキーズに挟まれ、仲睦まじい熊本の絆(!?)を見せてくれた上田尭弥(中)

 準決勝12Rは同県の先輩・森山智徳を連れて腹をくくった打鐘先行。いいピッチで駆けていたが3番手には巧妙な古性優作が入っており、まくられそうな雰囲気があった。

 ところが、古性の車の出は悪く4角に入っても別線の巻き返しがなくさらっと通過した。

 脚を溜めてまくり追い込み気味にきた郡司浩平に先着を許したが、古性優作には抜かれず2着。これは値打ちがあった。「4角まで持ったですね。あれで踏み直しをする余裕ができました。かなり良かったです」と、昨年の松戸記念以来、自身2度目のGIII決勝へ勝ち上がり笑顔を見せた。

 レースを観戦していた熊本勢も上田の活躍を喜び、最終日のルーキーチャンピオンレースに出場する松本秀之介松岡辰泰は最敬礼して上田を出迎えた。

「これはポーズ。本当は2人して自分をいじってくるんです。ま、いいんですけどね。俺は怒らないから」と上田。レースと同様に大らかで、小さいことは気にしない。決勝も大胆な一発があるかもしれない。(netkeirin特派員)

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