2022/03/13(日) 16:45 0 1
強地脚を自認する西村にとっては冬の重たい走路は打ってつけ。実際に昨年の秋ぐらいから点数を上げたし、1月に4場所を走るなど荒稼ぎした。しかし、前回の岸和田は連日精彩を欠いていた。
「ここまでは捲りも出たし自分でも動けているなと思っていたんです。でも前回が頭打ち。走りっぱなしだったし疲れが知らず知らずのうちに溜まっていたんでしょうね。あまり稼いで欲張ったらいかんってことでしょう」。
反省を踏まえて今回は立て直しを図ってきた。「岸和田の後に名古屋記念ともう一本、追加が来たんですが、あまりにも練習不足だったので両方を断り今回の地元戦に備えてきたんです」。稼ぎ時の記念までをも休み、地元開催へ脚を仕上げてきた様子。
初日10Rは当初、神田龍マークだったが神田が前検日当日の欠場となったため、予備から繰り上がった伊藤稔真が目標に変更された。
「稔真君とも相性がいいので大丈夫です。初日の天気予報は雨みたいだし、どうせなら風も吹いてバンクが重くなればいいな」と急なアクシデントにも動じずマイペースだった。(netkeirin特派員)