1月の名古屋FI以来のレースとなった山口。久々の実戦だったが、逃げた森田-平原の3番手を確保。2角手前から捲りを放つが、平原の絶妙な牽制にあい、止められてしまう。しかし、最後まで粘り強く踏み切り確定板入りを果たした。

　レース後、山口は「先行は森田君か郡司さんだと思っていたし、前を取ったラインの3番手に付いていこうと。脚を残した状態で3番手を取れたけど、前の平原さんが上手かった。結果的に乗り越えられなかったけど、自力を出して捲りに行く気持ちはあったし悪くないかな。位置取りも上手くできたので明日に向けての反省点とかも特にないです」と復帰戦はまずまずだった様子。

「今日勝っていたら優勝したいとか言えたけど、負けたので目標は決勝のままで(笑)。年末に比べたら良くなっているし、二次予選もしっかり頑張ります」と話してくれた。

　昨年はルーキーチャンピオンの一発勝負だった為、実質山口にとって今回が初の地元記念。地元の大エースとして二次予選は圧倒的な強さで勝ち切って欲しい。