2022/03/09(水) 09:00 0 0
石井は今回が3回目の参加。前検日には同県の後輩・青野将大にセッティングを見てもらってきたと話してくれた。
タイムトライアルでは11秒139から11秒001と自己ベストを更新。「やっぱり若い子の意見を取り入れる方が良いのかもしれないね。青野君さまさま!」とニコリ。
過去2回は4着までと連に絡めずの石井だが、「直前の1週間くらいは普段のバンクでだけど、カーボンフレームで練習をしてきた。1回でもいいから確定板に載りたい…」と意気込んでいた。
一次予選では惜しくも4着だったものの、二次予選では見事に3着で有言実行した。準決勝へ行けるかギリギリのラインにいたが、初の準決勝進出を果たした。
準決勝、順位決定戦共に6着ではあったが「2走とも後方からのスタートだったけど、後方からのスタートの組み立て方がダメだったね。今回は勉強ということで、次に生かせるようにしていきたい」と次の開催に向けて意気込んでいた。
「今回は青野君のお陰でセッティングは良い感じ。でもハンドルの距離が短い感じがするので、次の4月の開催で走る時はハンドル周りを調整して挑みたい」と話してくれた。
初参加の際は弟子の梅田加津也にペダリングや走り方を教わったりと、普段は教える立場の存在だが、新たな競技・PIST6では若手の意見を積極的に取り入れ吸収している。
若手の意見を取り入れながら試行錯誤する石井。次のPIST6での走りにも期待大だ。(アオケイ・宮本記者)