2022/03/05(土) 09:45 0 2
初日の一次予選は小森貴大の番手。併されて行けないとみるや、自力に転じてまくりを決めての白星スタート。二次予選は準決勝と同じく東口善朋が番手だった。強敵と思われた大石剣士を7番手に置き、打鐘からカマして主導権を取った。大石をまくらせず、東口の好援護もあり3着に逃げ残って準決勝へ進出した。
二次予選の走りについて話を振ると、「伊藤さんが先に斬って来たのは想定外。大西君が先行するんじゃないかと思っていたんですけど、流したので一回叩いてからだと考えて、早めに来るなら下げるし、来なければ腹を括って駆けようと思っていました。3着という結果だけど、欲を言えば2着には残りたかった」と話す。
準決勝の並びは松浦悠士-小川真太郎-堤洋・石塚輪太郎-東口善朋・長尾拳太・隅田洋介-鈴木竜士-大槻寛徳となって3対2対1対3の変則4分戦と言っていい。
「今はハコならハコ、自力なら自力で考えてやっている。今は地元の和歌山記念に向けてしっかりやったのと、フレームを換えてそれがマッチしているのが好調な要因」という。「長いシリーズになっても闘えるだけの練習はしているし、今回はリズムもいいし悪くない」とキッパリだ。
単騎の長尾を引き込んで駆ければ、中団に拘る隅田は松浦の牽制役になるだろう。あっと驚く大駆けというのもなくはない! (アオケイ 忍足記者)