2022/03/04(金) 15:00 0 2
最近の佐藤友和はPIST6以外のレースで、落車過多で苦しんでいる。この気持ちの強さで弱音を見せないのが佐藤友和の良いところ。
「若い時から落車は多いよ。自力選手だけど、あの良い頃でも30回以上は転んでいる。だけど、いつも骨には異常がない。折れていても気がつかないと言うのもあったけど(笑)。負け戦と言えども、苦しんでいる時の1着だからね。GIを取った時と同じぐらいの嬉しさ? 確かに、意味合いは違うけど、嬉しいのは間違いない」。
本当は体のダメージを考えれば欠場も選択肢のひとつにあった様だ。「失格もあるから斡旋停止があるかもしれない。出走本数を考えると簡単には欠場出来ない」。
養成所を早期卒業した話題の中野慎詞も弟子だし、名伯楽になりつつある。「弟子の活躍は自分のモチベーションも高まる。中野は人間性も抜群。ナショナルチームとの併行になっているけど、常に連絡をくれる。適切なアドバイスを求めてくるし、彼はアスリートでありながら、こっち側(漢字の競輪)の人間だよ」。
いつまでも色あせない“友和ブランド”は建材だ。(町田洋一)