2022/03/04(金) 08:30 0 1
初日の一次予選は8Rの1番車で登場。瀬戸晋作と長尾拳太のやり合いを鮮やかにまくり切り、番手で人気の阿部力也を振り切って白星スタートを決めた。
「前でやり合ってくれて、展開に恵まれましたね。仕掛けた時に波を作られて、後ろの人は走り難かったと思うけど、3人で決まってよかったです」と笑顔で振り返る。
二次予選はシード組を相手にしなくてはならず、一次予選とは全くの別物。それに動きがいい選手が勝ち上がってきているし、一筋縄ではいきそうにない。勝ち上がりもほぼ3着権利と言っても過言ではない狭き門だ。
並びは大石剣士-小原太樹-近藤夏樹・石塚輪太郎-東口善朋・伊藤裕貴-山内卓也・大西貴晃-松川高大となっての4分戦。
動きがガラリと一変した理由を聞いてみると、「色々な思いがあって、ナショナルで使っているのと同じフレームを使ってみたんですよ。乗っていれば何れ体に馴染むだろうし、必要な筋肉が鍛えられるだろうと。でも、全然よくなってこないし、成績は落ちるだけだったんですよ。前回のG1(取手)で決断して、フレームを戻そうと思ったんです。戻したら今まで悪かったのが嘘のようによくなって。それが初日に出たんだと思いますね」と熱く話す。
「自分的には今のフレームが合っているし、持ち味を出し切る走りで次のステージに進みたい」と締め括ってくれた。(アオケイ 忍足記者)