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【金鯱賞争奪戦】松浦悠士「GIであそこまで動きがないとは…」

2022/03/02(水) 16:30 0 8

名古屋競輪「開設72周年記念・金鯱賞争奪戦(GIII)」は3日、初日を迎える。12レースのS級特選を走る松浦悠士に話を聞いた。

タフガイの松浦悠士。特別競輪が終わったばかりだが、喜んで追加を引き受けた。

 動かない、動けない…。全日本選抜の決勝は、そんな展開だった。この辺りを松浦悠士に振り返ってもらうと「9番車だしSは取れないと思っていた。そうしたらスタート牽制があり取れてしまった。もちろん、他の選手は勝ちを意識するから逃げたくないはず。太田竜馬君の戦法と脚質を考えれば、ラッキーだと思った。だけど、誰も押さえに来ないし1本棒の単調なレース。GIであそこまで動きがないのは想定外。太田君の持ち味を出すには引いてのカマシ・捲り。その方がスピードに乗ったし、2人でゴール前勝負が出来た」

 続いて、もし3番手が平原康多だったらの質問には「平原さんが後ろなら、自分で後ろの動きを止めてくれたと思う。その方が、他の選手の動きがありレースが動いた。古性優作君は無駄な動きをせずに中団3番手を確保。3角で内を狙っているのは分かったけど、外の動きも気になるから内を締め切れなかった。超、悔しい2着です!」

 ただ、ここが中部地区の競輪場でなく、中・四国地区の競輪場みたいなメンバー。直前の欠場者が17人いて、大幅にメンバーが組み変わったからだ。中四国地区の御大将として、清水裕友に自信を回復させるために、個人的には前回りの意図も感じた。(町田洋一)

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