新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。27日は「ZERO」ラウンド9の準決勝と決勝が行われた。

　準決勝は3レース行われ、以下の6名がそれぞれ2着以内に入り決勝進出を果たした。

準決勝A
1着 晝田宗一郎(22歳・岡山=S2)
2着 大矢将大(43歳・埼玉=A1)

準決勝B
1着 藤井昭吾(35歳・滋賀=S2)
2着 徳永哲人(39歳・熊本=S2)

準決勝C
1着 伊藤信(38歳・大阪=S2)
2着 石井洋輝(22歳・福島=S2)

　なお、準決勝Bで1番人気だった齋木翔多(23歳・静岡=A1)は失格に終わった。

　勝ち上がった6名で行われた決勝では、伊藤信が1着、晝田宗一郎が2着、石井洋輝が3着に入った。3連単は①-②-④で830円という配当だった。

　レースは残り2周で晝田が叩いて先行していくところに、伊藤がロングスパートで追い上げていく展開。伊藤は5番手で前が遠いかに思われたが、スピードの違いで差を詰めていくと最終バックでは一気に先頭。後続はこれに手も足も出ず、伊藤は最終的に晝田を3車身差で突き放して完全優勝を飾った。

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