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【高知競輪G3・土佐水木賞】大ケガから復帰6場所目 地元で勝利の佐々木則幸「1着が遠かった」

2022/02/27(日) 19:05 0 2

高知競輪「施設整備等協賛競輪土佐水木賞(GIII)」が27日に2日目を開催。二次予選12Rを制した佐々木則幸に話を聞いた。

「ここまで来たら何が何でも決勝へ!」と意気込みを見せた佐々木則幸

 島川将貴の弾丸まくりに食い下がり4角を通過。鉄壁なマークを決めたかに見えたが、ゴール寸前に抜け出して1着を手にした。島川の上がりタイムは「13秒7」。それをタイヤ差の「13秒6」で交したのだから笑いが止まらない。

「いいタイミングで駆けてくれたし追走も楽だった。僕の中ではしっかりと抜いたはずだけどそうでもなかったみたい。タイムをみたらああそうかって(笑い)。逆によく抜けたなと思う」。

 昨年9月松山での落車で「肋骨を5本折った。肺にも刺さったし時間がかかった」と大ケガを負った。12月の佐世保記念から復帰したものの、本調子に戻るまでには時間がかかり、6場所目にしてようやく1着を手にした。「なかなか1着が遠かったし、もう取れないと思ったぐらい。まさか地元で取れるとはね。これでだいぶ楽になりました」。

 長らく地元を支えてきた大黒柱がノビノビとバンクを立ち回っている。準決勝11Rは「連係は何回かある。強いし連れて行ってほしいね。ここまで来たら何が何でも決勝へ!」と林大悟にすべてを預けた。(netkeirin特派員)

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