2022/02/24(木) 18:30 0 9
昨年夏、東京オリンピックに出場した脇本はFI戦が5年振り。7車立てになってからは初だという。更に初めて大宮を走るという事実に驚いた。しかも今回の大宮開催で全競輪場を制覇だそう。
脇本は昨年夏に行われた東京オリンピックに出場の後、腸骨疲労骨折の為122日間の欠場をしており、前回の奈良記念が復帰戦となった。
注目が集まった復帰2戦目となった初日特選は、ホームから仕掛けた脇本が後続を千切る走りで逃げ切った。番手勝負を挑んだ新山将史は番手を取り切るも最後は力尽きてしまった。
同期対決となった阿部大樹は「追いかけるので精一杯。脚が違いすぎるよ…。こんなにキツいのは初めて」と息を切らしていた。
脇本はレース後「500バンクを走るのはかなり久しぶりだった。バンクの感覚を掴もうと思ったけど、全力で踏むことに専念していたので、結局分からなかった(苦笑)。今開催で体幹の使い方を掴みたい」と話してくれた。
準決勝の並びは脇本雄太-伊原克彦が再度の連係。相手は鈴木陸来-山賀雅仁の南関勢に矢野昌彦-真崎新太郎の栃木勢に単騎を選んだ五日市誠。
準決勝でも『世界の脚』を武器に圧倒的な力の差を見せつける!(アオケイ・宮本記者)