2022/02/22(火) 19:30 0 2
取手競輪場で行われている「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は23日、最終日を迎える。10Rに出場する諸橋愛に話を聞いた。
2日目は特選9Rに出場した諸橋愛。
目標の吉田拓矢は鐘過ぎ2センターからのロング捲り。鮮やかに前団を乗り越えると諸橋はぴったり追走し、4角ではハコ回り。直線では外へ持ち出し、かなり迫ったが吉田が僅かに粘り込み差せずのワンツーだった。
「正直、今日は抜けると思っていた。自分も準備してきたし、悪い感じはしない。本気で抜きに行っているのに抜けないのは悔しい。純粋にヨシタクが強い。今までは長い距離を行って抜けなかったことはないのに、この半年で変わりましたね」と吉田の強さを肌で感じたようだ。
吉田の成長は関東勢にとってのプラス材料だが、諸橋は更に上を目指している男。
「抜けないとタイトルは見えてこない。そこを考えながらトレーニングします」と締め括った。(アオケイ・石濱記者)