2022/02/21(月) 19:15 0 3
取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は21日、2日目を開催。3Rで1着の黒沢征治に話を聞いた。
以前は「先行」とコメントし宣言通り逃げまくってきた黒沢だが、直近は4ヶ月の決まり手を見ると“逃”より“捲”の方が多くバック数も1桁台とすっかり落ち着いた数字に。
そこで話を聞いてみた。
「昔は確かに『先行』とコメントしてしましたね。最近は『自力』としか言ってない。先行、先行と言っていた時はそれだけになっちゃって柔軟性がなくなっていた」
しかし、本人は先行をやめたわけではないと言う。
「どこかで守りに入っちゃっていることが増えましたね。捲りが出るようになってきたけど、それは自分が求めている形ではない。先行できないと相手に楽に駆けられたり、不利になることが多い。自分は脇本さんや野口さんみたいな先行選手を目指している。また練習して逃げの決まり手を増やしていきたい」
距離を問わず豪快に風を斬りまくるのが黒沢の真骨頂。
先行へのこだわりは変わっていないようだし、あと数ヶ月もしたらバック数も元に戻っているだろう。(アオケイ・石濱記者)