2022/02/20(日) 19:15 0 2
取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」が20日に初日を開催。初日5Rを1着の坂井洋に話を聞いた。
一次予選の5Rに出場した坂井洋は得意の捲りで1着スタート。レース後のインタビューは笑顔で質問に応じてくれた。
「作戦は前か中団から。誰も出る感じがなかったので、前を選択しました。九州は二段駆けもありそうな雰囲気だったので、根田さんが仕掛けた後にすかさず自分も行きました。キツイ展開だったけど、踏み出しが軽かったので『行けるかな』という手応えだった。最近の中では良い感触です」と好調振りをアピールした。
坂井と言えばスピードが売りのダッシュマン。
本人も「スピードが上がっている上を通過するのは得意。そういう展開になればいい勝負ができる」と確かな手応えを掴んでいた様子。
二次予選からレベルがグッと上がるが、自分の型に嵌まれば十分勝負になると言ってもいいだろう。
「GIを勝ち上がったのは1回か2回ですね。勝ち上がってもすぐに調子に乗って仕掛けちゃう所がある。このあとは地元でウィナーズがあるけど、ここに向けても仕上げてきたつもり。決勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。
坂井の他にも新田祐大や寺崎浩平、取鳥雄吾など強烈な自力型が集った7R。
かなりの激戦が予想されるが、坂井の捲り2連発があってもおかしくない。(アオケイ・石濱記者)