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【全日本選抜競輪】二足のわらじを履くが、目先のGIでも結果を出したい寺崎浩平

2022/02/20(日) 19:00 0 1

取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」が20日に初日を開催。初日3Rを走り終えた寺崎浩平に話を聞いた。

初日3Rでライン3人での上位独占に導いた寺崎浩平

 和歌山記念の後は、出場予定だったアジア選手権が中止。寺崎は「その分もナショナルチームの合宿で追い込んだ練習をしてきました」と前検日に語っていた。その成果が出ているかのように一次予選は先行策を見せ、ライン3人での上位独占に導いた。

「久々の競輪のレースで前半に踏み過ぎる部分があって道中のペース配分に戸惑いがありました。それでも、この1走でだいぶ感覚は戻ってくると思います。カーボンフレームから鉄の競輪用の自転車になりましたが、そこも大丈夫です」と表情は明るい。

 さらに「今は国際大会の出場もあるし、次のパリ五輪に向けて出場枠のポイントを稼がないといけない大事な時期。そのパリ五輪ももう2年ちょいですからね。だから競輪は月に1本走れるかどうか。それだけに競輪に参加した時はなおさら一戦一戦が大事ですね。ビッグの決勝はまだ乗った事がないので、数少ないチャンスをしっかりモノにしていきたい。だから二次予選は通過点というかしっかり力を出し切らないといけないレース。ここを終えた後は宇都宮ウィナーズカップがあるけど、その後はカナダでのネーションズカップが控えている。カナダはまだ自分は出るかは決まっていませんが、そこはもちろん出る気持ちでいますから」と、二足のわらじを履きながらも視線は目の前の一戦にしっかり集中していた。(アオケイ・渡辺記者)


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