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【全日本選抜競輪】嘉永泰斗が本線・町田太我ライン粉砕でGI初勝利

2022/02/20(日) 13:50 0 2

取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」が20日に初日を開催。4Rを走った嘉永泰斗に話を聞いた。

ウェイトトレーニングが「レースに生かせた」と嘉永泰斗

 GI初出場の嘉永が一次予選でいきなり初勝利を挙げた。本線の町田太我ラインを粉砕する激走はそつのない位置取りがモノを言った。

「町田君ラインの後ろだったし理想通り。切って待って中団からでしたね。ただ町田君がカカっていたし、仕掛けは遅れた。(中本)匠栄さんが4着で勝ち上がれたのでそこは良かった」。

 嘉永は顔が小さいせいか、きゃしゃで細身なイメージがあるが今シリーズは胸板から下半身まで肉付きがよく、ひと回りデカくなったようだ。腹が出ているように見えたが、それもウェイトの成果だ。1月の和歌山記念で荒井崇博から様々なアドバイスを受けたと言う。

「やっぱりウェイトが大事だと。『ウェイトはいくら日程とかがきつくても同じスパンでやれ』と。確かに自分がウェイトをじっくりやっていたころは調子が良かった。一回休んだらすぐに肉が落ちるタイプなので、その通りと思いました」。

 おかげでレース中は「今が一番いいですね。練習をしていてもトルク感が上がったし。実際にレースにも生かせた。もう4キロ近く増やしたい」と自信を持って挑めた。

 嘉永の胸には「サテライト宇土」と「サテライト玉東」のロゴが付いている。宇土は師匠・倉岡慎太郎氏が率いる練習グループの地であり、玉東は嘉永の地元、玉名にある。いずれも馴染みの深い場外車券場であり思い入れは特別だ。「地元のお客さんが喜んでくれたらいいですね」。

 地元のファンは3連単16万4,940円の配当に狂喜乱舞しただろうか…。(netkeirin特派員)


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