2022/02/20(日) 12:35 0 4
取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は20日、初日を迎えた。2レースの一次予選で2着に入った山崎芳仁に話を聞いた。
どんなGIにも選考基準が色々とある。
今回の特色は各県に一枠の出場枠があり、高校野球の甲子園みたいだ。ただ、S1在籍者という縛りはある。S班の選手が最筆頭の出場権があり、次が同一GIの3回の優勝。これに競走得点だったり、各県に与えられた枠が続く。
山崎芳仁の出場権は同一GIの3度の優勝。「2015年の静岡、2009年の大垣、2007年の熊本で獲っている。S1にいれば、全日本選抜には永遠に出場出来る。だから50歳ぐらいまではS1にいたいね」。
とにかく人当たりが良く、誰からも愛されている山ちゃん。選手や記者、関係者から悪口は一度も聞いた事がない。念願のグランドスラムを尋ねると「脚が追い着いてくれば、一生、諦めないつもり(笑)」。
7番手不発、番手で仕事の失敗があっても、愛敬で許されるのが山ちゃんの人間性だ。(町田洋一)