2022/02/20(日) 10:30 0 0
中島は今回が2回目の参加。初参加の際は5着・2着で準決勝進出を果たしたが、準決勝は3着で惜しくも優出を逃した。
今開催はというと、タイムトライアルで一番時計の10.226を叩き出し、検車場がザワついていた。
自己ベストを更新したという中島は「今回は今までよりもギヤを上げた分カカっている感じがした。ただ、タイムトライアルで1位になってしまったので、明日からのオッズが怖いです(苦笑)」と嬉しい反面、緊張の面持ちを見せた。
1走目の一次予選では単勝オッズが一番人気の1.0倍。プレッシャーの掛かる1戦目となったが、約2周先行し、無事に押し切って人気に応えた。
レース後には「勝ち上がりでの1着は初めてなので嬉しい。ただ、走る前に1.0倍のオッズを見てしまったので、心臓がどうにかなりそうでした……。人気に応えられたことにホッとしました。タイムトライアルから良い調子まま来られている。出切るのにモタモタしてしまいましたが、しっかり修正したい」と緊張から解き放たれた様子で話してくれた。
2走目の二次予選では仕掛けるも恩田淳平に抵抗され外併走となったが、主導権を取り切って押し切った。
「連勝での勝ち上がりは自信になる。前回の準決勝では同期の吉田有希君に引きずり回されたので、今回は僕が有希君みたいな走りをしたい!」と気合い十分だった。
119期の新鋭・中島は1番人気のオッズに心臓バクバクの様子だが、レースでは積極的な走りで準決勝を掴み取った。準決勝も積極的な走りで決勝への切符を掴み取れるのか期待だ!(アオケイ・宮本記者)