2022/02/19(土) 18:15 0 4
取手競輪「第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」は20日、初日を迎える。12レースの特選を走る平原康多に話を聞いた。
平原康多は5年前の当地の全日本選抜の覇者。そこからさらに進化していると思うが、本人の自己評価は厳しい。
「常に頭打ちだと思っている。試したいことを試し、そこから良いところを見つけて修正の連続。これを20年間、繰り返している」
いつもなら、吉田拓矢が地元だし、脇役宣言があると思ったが、今回はそうでもなかった。
「連係する時は連係する。ただ、関東の若手が育ってきたし、栃茨と別線も考えられる。自分も勝ちに来ているので」
先日の奈良記念で久木原洋から「台和紀さんが平原さんのグループに来てプチブレーク中。そのネタが、いつnetkerinに書かれるか、みんな注目している」と振られた。
それを平原選手に言うと「台さんは大宮がホームバンクだけど、今は車で2時間掛けて西武園まで来ている。面倒を見ていると言うより、一緒にもがいているだけ。台さんはジカ付けの競りで売っていた時期もあったし、元々のポテンシャルは高い。宿口陽一もオレと一緒に鍛錬しなければ、あれだけの選手にはなれなかった。同じ練習内容でも、環境次第では違ってくる。それは確かです!」
人間、気持ちだから、平原と一緒に練習をやっていると言うのが自信になるのだろう。(町田洋一)