初日は3番手の外併走から仕掛けると、マークの三谷政史は離れて単騎の逃げ。松岡孝高が追いかけたが差は縮まらず、2着の佐方良行に2車身の差を付けて圧勝だった。

　伊藤信は「1コーナーで後ろを確認したら、三谷さんがいないのが分かって、追いつかれたら終わりだから、イメージとしては千葉250を走っている感覚で踏んだ」。

　そう、伊藤はPIST6に3回出走している。
　その効果を聞くと「間違いなくPIST6を走っている効果は出ています。単純にタイムも良くなった。あのバンクを乗りこなせるようになれば、どこのバンクを走っても簡単に思える。だって250バンクは日本一難しいバンクですからね」。

　相乗効果で競輪も好調子。ここから中3日でPIST6に参戦。きっとまた強くなって帰ってくる。(アオケイ・伊藤博記者)