2022/02/18(金) 16:05 0 1
大瀬戸潤一郎:記者さん。聞いて下さいよ〜。選手になって初めてヘルメットが満期をむかえそうです(笑)。
ーー2年間も無事だった?
大瀬戸潤一郎:良い事なんですけどね。安全走行で。
ーー大瀬戸選手らしくないね。
大瀬戸潤一郎:先日、知り合いに言われたんですよ。「大瀬戸選手が仕事をするのは分かってる。でも、その後ちゃんと連に絡んでくれなきゃ」って。確かに車券を買ってるお客さんからすれば前に踏んでくれよってなりますよね。あれを聞いて丸くなりすぎた自分に喝を入れようと考え直しました。これからはもっとシビアに攻めます。前が頑張ってくれたらそれをムダにしないようにするのも番手の仕事。
ーーでも大瀬戸選手らしさは残してね。もしライン3車で番手を回っている時に、3番手は同県の先輩が固めてくれているとする。その時に大瀬戸選手は自力選手を残そうとするのか、先輩を連れ込もうとするのかどっち?
大瀬戸潤一郎:そりゃ自力選手を残すのが一番でしょ。一番苦しい思いをしてるんですから。そこは変わりませんよ。僕も自力で長くやってきたから気持ちは分かるんで。
誰よりもライン競走を大事にしている大瀬戸選手。自力・番手・3番手と全てのポジションをこなせるオールラウンダーだった。今はマーク選手として自力選手が走り易いようにアシストするし、援護も。今開催も大瀬戸選手の「熱い」走りに注目したい。(アオケイ・梅田浩行記者)