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【PIST6】目には見えない”元気玉”で完全優勝を遂げた山田義彦と熊本との絆

2022/02/14(月) 11:00 0 0

「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ) ZERO」ラウンド7の決勝が13日に行われ、見事にZEROラウンド5に続く完全優勝を飾った山田義彦に話を聞いた。

TTを含めた”初完全V”を喜ぶ山田義彦

 山田は「前回優勝した時はタイムトライアルで2位だったので自分の中では完全優勝だと思っていなかったんですよ。今回はタイムトライアルも1位発進だったので、これが本当の完全優勝だと思いますね」と完全Vの喜びを語る。

 11R・決勝戦の発走前には、その前の9Rで1着を挙げた中本匠栄、そして10Rで1着の田川翔琉熊本コンビから山田に向かって「(場を)温めておきましたから」となぜかエールを送られていた。

デイの準決勝で惜しくも決勝進出を逃すもナイトの順位決定戦を共に1着の中本匠栄(左)、田川翔琉

 V後の山田にその事を尋ねると「去年の夏から熊本に出稽古に行っているんですよ。そこでお世話になっている2人です。出稽古に行く前は以前ほど自力が出なくなってしまっていたんですが、あっちに行ってから少しずつですが、自力が出るようになって上向いていたんです。そして今回も2人からの応援もありましたから、本当に感謝です。先にお世話になっている熊本の2人が1着を取ってくれて、良い流れで決勝を迎えられました。優勝できたのも良い後押しを受けられたおかげですね」としみじみ。

デイの勝利者インタビューで「体力も脚ももうないので、元気玉を送ってください!」と呼びかけていた山田義彦。「ヨシヒコ」に続き「山田」のサインを完成させご満悦の笑顔

 そういえば前回のZEROラウンド6でも、茨城の松永将小畑勝広が勝って決勝の早坂秀悟のVに繋げていた。目には言えないこういう流れもあるんだなとつくづく実感した。(アオケイ・渡辺記者)

▶︎PIST6公式サイトはこちら

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