2022/01/30(日) 10:00 0 3
「TIPSTAR DOME CHIBA」で行われている「PIST6 Championship」の「ZERO」ラウンド5。30日の準決勝4Rに出走予定の渡邉雅也に話を聞いた。
一次予選は4着スタートとなった渡邉だったが、二次予選では見事な逃げ切りを決めての4着で準決進出を決めるリカバリー。
「1走目の一次予選は山田(義彦)さんにボコボコにやられちゃったので、2走目は気持ちを更に入れていました。2走目はしっかり自分の力を出し切って、それで負けたら自分が弱いと思うだけだったので積極的に行こうと。それで1着だし、しかも先行で取れたのは本当に嬉しい」と普段はそこまで喜びを顔に出さない男が久々に笑顔。
更に師匠であり父でもある渡邉晴智が同時開催中の高松記念で1着を取ったことを伝え聞くと、更に表情が崩れた。
「開催中のレース映像は見れなくって、朝に新聞でどういう組み合わせかを見てから次の日の成績表で結果を確認することしかできないんですよ。たしか今日(高松3日目)は嵯峨昇喜郎の番手でしたよね? どうやって勝ったんですか?」と記者に今までないような食いつきで逆取材。
その晴智が、嵯峨が不発でも最後は内をスルッと突き抜けたことを聞くと 「いや〜、自分が今日逃げ切ったことよりも嬉しい。これで自分も明日に向けてモチベーションが上がりますね」と準決勝に向けて、更に気持ちが入った様子だった。(アオケイ・渡辺記者)