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【全日本選抜競輪予想】北日本強し! 有利な車番は? 優勝に近い選手は!?/データ分析

2022/02/06(日) 21:00 0 5

2月20〜23日に取手競輪場で開催される「読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)」。同レースの過去36開催分のデータから、さまざまな角度で分析を行った。果たして、優勝するのは誰なのか? 高配当は出るのか!? 一緒に全日本選抜競輪を予想して楽しもう!

2021年の全日本選抜競輪は川崎競輪場で行われた(撮影:島尻譲)

優勝者の平均年齢は30.2歳

 まずは年齢データ。全日本選抜競輪優勝者の平均年齢は30.2歳。ただし、直近10開催に限定すると32.6歳と、若干上昇する。

 なお、最年少優勝は1993年の高木隆弘(当時24歳)。次点が2020年の清水裕友ら3名の25歳で、50%の確率で20代の選手が優勝している。
 また、最年長優勝は2004年の内林久徳(当時40歳)。次点が2019年中川誠一郎、2008年三宅伸の39歳となっている。

年齢データ

項目年齢
平均年齢(全開催)30.2歳
平均年齢(直近10開催)32.6歳
最年長優勝40歳
最年少優勝24歳

北日本と九州が優勢も、近況は…

 続いて地区別データ。優勝者の所属地区を分析すると、北日本が9回、九州が8回と目立っている。

 ただし、直近10開催に限定すると4回の優勝者を輩出する北日本が優勢。次点が関東の2回、南関東、近畿、中国、九州が各1回ずつと割れている。中部と四国からはしばらく優勝者が出ていない。

地区別データ

地区優勝回数
(全開催)
優勝回数
(直近10開催)
北日本94
九州81
関東42
南関東41
中部40
近畿31
中国21
四国20

荒れにくいレース? 10万車券なし

 2001年から導入された3連単の平均配当(払戻金)は28,124円。最高配当は2009年の75,440円で10万車券は出たことがない。過去10開催の平均は14,955円だが半数は4桁配当となっており、比較的堅いレースに落ち着いているようだ。

3連単配当(払戻金)データ

項目配当
(全開催)
配当
(直近10開催)
平均配当28,124円14,955円
最高配当75,440円52,850円
最低配当3,830円3,830円

7番車の勝率が圧倒的

 車番別の成績は、全開催では2番車と7番車が6回ずつ優勝で圧倒的。6番車は1度も優勝がないが、3着には5回入っている。
 直近10開催に絞ると最も優勝しているのは7番車(4回)。2、5、6、8番車は優勝から遠ざかっている。

7番車イメージ(撮影:島尻譲)

車番別成績(全開催)

車番1着回数2着回数3着回数
1333
2621
3322
4222
5223
6015
7622
8121
9230

車番別成績(直近10開催)

車番1着回数2着回数3着回数
1222
2011
3121
4111
5001
6012
7421
8021
9210

取手競輪場に強い選手は?

 今回の全日本選抜競輪の開催場は取手競輪。出場予定選手のうち、直近3年間で取手競輪のFI以上の開催で優勝している選手を紹介する。

開催年グレード選手名決まり手
2020年GIII郡司浩平捲り 
2019年GIII松浦悠士 捲り 
2021年FI鈴木庸之(同着)差し 
2021年FI鈴木裕(同着)差し 
2021年FI坂井洋捲り 
2020年FI菅田壱道捲り 
2020年FI吉澤純平捲り 
2020年FI松井宏佑捲り 

優勝に近いのは…?

 以上を踏まえ、出場予定選手のうちデータ上で優勢な北日本所属で優勝者平均年齢±5歳の選手を下記に挙げる。

級班選手名(脚質)所属府県年齢
SS守澤太志(両)秋田36
S1永澤剛(追)青森36
S1新山響平(逃)青森28
S1菅田壱道(両)宮城35
S1阿部力也(追)宮城33
S1新田祐大(逃)福島36

※出場予定選手は1月30日時点

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